一般歯科
一般歯科で行うのは、虫歯治療や歯周病の治療、義歯の作製といった治療です。
小児歯科・矯正歯科・口腔外科といった特殊な歯の治療以外になります。
虫歯治療について
- こんなお悩みはありませんか?
- 歯が痛い
- 歯が染みる
- 歯の色が変わっている
虫歯になる原因
虫歯は、虫歯菌が歯の表面に付着し、酸を出して歯を溶かしているという状態です。虫歯菌は糖分を餌にして繁殖すると考えられるため、昔は「甘いものを食べると虫歯になる」といわれていました。
確かに、糖分を多く摂取することで虫歯のリスクが高まる傾向はありますが、それだけではなく、唾液の量や歯並びや噛み合わせなども強く影響しています。
特に、現代は食事のときに「あまり噛まない」という人が増加し、唾液の量が減っていることが虫歯の大きな原因の一つと考えられています。
本来は、唾液によって歯が守られるため、虫歯が進行することは防止できるのです。唾液がしっかり分泌できていれば、たとえ口腔内に菌を有していても上手につきあうことができると考えられています。
もちろん歯磨きも重要ですが、「よく噛む」ということが虫歯予防に繋がることはあまり知られていないかもしれません。
ちなみに、同じ甘いもの・お菓子でも、洋菓子より和菓子の方が歯は溶けにくいことがわかっています。
虫歯治療の流れ
進行の程度を表すには「コード(C)」という表現が使われます。
【コード1~2】 穴がない虫歯。初期虫歯の状態。
【コード3~6】 穴ができた状態。穴が深くなっている状態。
【コード6~】 神経に到達し、抜歯をしなければならない状態。
具体的には、次のような流れになります。
初期の虫歯
痛みはなく、歯の色が少し白濁してきます。自覚症状はありませんが、定期的に歯科医院に通うことで早期発見が可能です。再石灰化により、健康な状態の歯に戻すことができます。
表面のエナメル質に穴が空いた虫歯
歯の表面のエナメル質だけが虫歯になっている状態ですが、ほとんど痛みはありません。適切な歯磨きやフッ素塗布などで歯の再石灰化を促せば、治癒できるケースもあります。
歯の内部まで進行した虫歯
エナメル質の内側にある象牙質にまで溶解が進んだ状態です。「冷たいものや甘いものがしみる」といった症状が起きます。その部分の歯を削り、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)をします。
歯髄(神経)まで進行した虫歯
歯の内側の神経まで達した状態です。「冷たいものがしみる」「熱いものがしみる」「噛んだとき痛む」「何もしなくても痛い」といった症状が加わり、後に激しい痛みに変わります。神経を取り除く根管治療を行い、被せ物(クラウン)をします。
歯冠が大きく失われた歯
歯冠部分がほとんど溶けてなくなり、虫歯が歯根まで到達した状態です。神経が死ぬことでいったん激痛は治まりますが、歯根の先に膿が溜まることで、再び激しい痛みが生じます。歯を残すことはできないため抜歯し、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどで噛む機能を回復させます。
和合会の虫歯治療
必要に応じて、削る・削らない、被せ物や詰め物を検討する・しないなどを検討し、最終的には患者さんご本人がより適切な選択ができるよう、治療方法を探っていきます。
その方の生活環境などさまざまなことを鑑みた、オーダーメイドの治療を心がけています。
歯周病について
- こんなお悩みはありませんか?
- 口臭
- 歯茎から血が出る
- 歯がグラグラする
小児歯科
歯が生え始める前の0才児から、永久歯が生えそろう中高生までの口腔内の発達に則した治療を行います。
お子さんの年齢、心理的・身体的・口腔的特徴を踏まえ、虫歯の予防・治療、噛み合わせの誘導・育成・治療などを総合的に考慮しながら、専門的な治療を行います。